縄文杉を見に行きたいと思っていて、いろいろプランを考えていると、縄文杉のそばに止まって朝日を浴びる縄文杉を見ることが出来ることを知りました。ならば、高塚小屋そばでキャンプしようということに成りました。
宮之浦港
その前に奄美大島にいって、奄美からフェリーで5時ちょっと前に屋久島に着きました。奄美で腰を痛めていたのですが、硬い雑魚寝場から起きるのも大変でした。到着港は、宮之浦港です。安房港だとトロッコ道に近くて、早朝のバスで荒川登山口までいける時間なのですが、宮之浦港だと早朝の屋久杉自然館へのバス4時45分への乗り継ぎは、着港して5分と微妙な時間です。今回のフェリーだと港に降りた時点で、4時50分でした。

港に降りて軽く港を散策です。ターミナル屋久島の中です。ざっと見た感じ、ここで、朝までのバスまで待つことは出来ると思います。


私はフェリーの乗船券にホテルの入浴と朝食プランをつけていたのでホテルに向かいます。明るくなる前に着くことがわかっていたので、この看板のあるところを登ればホテルに着くことGoogle ストリートビューで確認しておきました。

THE HOTEL YAKISHIMA
これがホテルの施設利用券です。THE HOTEL YAKISHIMAは、現在、外来の入浴と朝食を中止しているようですが、フェリーの乗船客のオプションだと大丈夫のようです。オプションの値段は、3,300円でした。

まずは、お風呂です。癒やされます。朝から結構の入浴客がいました。

共同で使うことになるのですが、施設利用券には、休憩所として二部屋用意されています。休憩所の用意もあるとは思っていませんでした。先にここに来て荷物を置けばよかったですね。朝食の時間まで、少し休憩です。思ったより多くの乗船客さんが、ホテル施設利用のオプションをつけていたようです。


美味しそうな料理がいっぱいでした。もっと食べたい気もしたのですが、これから山に登るので、気持ち控えました。

バスの時間が近づいたので、バス停に向かいます。ウィルソン株のレプリカがあったので、ハートマークを撮る練習をしましたが、ハート型に成りませんでした。


白谷雲水峡
バス停で雨雲レーダーを見ると雨が降りそうなので、バスを待っている間にレインウェアを来て、バスに乗り込みました。他の登山客らしき人たちも同様にレインウェアを準備しています。港を出る際に、そこそこ席は埋まったのですが、市街地を回っているうちに、バスは、ほぼ満員に成りました、

白谷雲水峡に近づきに連れて雨がひどくなってきました。バスを降りて雨を凌ぐためにトイレに入って登る準備をしました。まだ、川の水量は増えていません。午前8時50分。

まずは、弥生杉を見ようと弥生杉コースに来ましたが、誰もいませんでした。もしかしたら、マイナーコース?

弥生杉に着きました。午前9時10分。屋久島で見た最初の名前のついた杉です。

近くの階段を降りましたが、すごくしっかりした階段です。手入れが行き届いているなぁと思いました。

予定変更
「さつき吊り橋」に来ました。午前9時39分。思ったよりペースが遅いので、奉行杉コースに行く予定でしたが、行くのを諦めて「さつき吊り橋」をわたることにしました。沢の増水で先へ行けなくなると困るためだったのですが、後でこの程度だと増水ししないと聞きました。
吊り橋の反対側で、人が集まっているので、通行制限でもあるの?と思ったら、橋の入口で後ろの人にリュックの中のものを取ってもらっていて橋を塞いでいるだけでした。

増水時注意の場所を過ぎて、くぐり杉に着きました。午前10時22分。この先はよほどの大雨で無い限り進めます。

白谷小屋に着きました。午前10時22分。結構、混んでました。入ってくつろぐスペースはもう有りません。クッカーで料理をしている人や、服を乾かしている人などいろいろです。母屋側は、人が多いので写真が取れませんでした。僕も気持ちものを乾かす感じで、軒下で休憩しました。雨が降ってなかったら、小屋前のテーブルでもっとゆっくりしたかったところです。

午前10時58分、有名な苔むす森に着きました。「もののけ姫」で有名なところという認識でしたが、平成生まれだと知らない人が多いそうです。

武家杉・公家杉に到着。午前11時17分。ここから武家と公家をイメージする想像力、すごいです。


太鼓岩
辻峠に到着です。午前11時33分。ここから、太鼓岩に登って降りてから昼ご飯にしようかと思います。太鼓岩へは、反時計回りで回るように推奨されてました(ガイドの人が時計回りでガイドしていたのは謎です)。

太鼓岩に到着です。午前11時53分。ほんと風が強くて、帽子は手で抑えてました。霞んで何も見えません。唯一、川が見えたくらいです。晴れていたら、遠くまで見える景色がすごいんだろうなぁと思いました。

辻峠に降りてきて、昼ご飯です。午後12時18分。マルエーフェリーで買った手作りおにぎりです。具が大きかった。雨がひどくなってきました。晴れていてベンチで食事を想像していたのですが、だめでした。

ちょっと行ったところに、辻の岩屋がありました。午後12時33分。雨宿りしている人がいて、僕もここで昼ご飯にすればよかったと思いました。

晴れてきました。やったぁという感じです。このまま晴れてほしいです。

トロッコ道
トロッコ道に出ました。 午後1時22分。太鼓岩から降りてきて、トロッコ道にでるまでに思ったより時間がかかって、川の流れの轟音が聞こえてきたので、道を間違えて結構下流に出てしまったのかと思って焦りましたが、大丈夫でした。

大株歩道に着きました。午後2時53分。結構、人で賑わっています。雨がパラパラ降ってきました。トイレを済ませて出発です。あとひと踏ん張りです。


本格的に山登り
翁杉です。午後3時26分。ウィルソン株に着く時間と思っていたら、翁杉に遭遇です。2010年の9月に倒木して、株がそのまま保存されているそうです。

やっと、ウィルソン株の到着です。午後3時32分。もっと時間がかかった気になってましたが、大株歩道からの予定で10分遅れた感じです。


よく整備されたボードウォークを歩きます。午後4時26分。道は結構整備されているので、歩きやすいです。このあたりから、雨脚が強くなってきて、とうとう靴にも染み込んできました。

午後4時35分に大王杉到着です。レンズが曇って来てます。カメラとか携帯がびしょ濡れで気持ちも滅入ってきています。

夫婦杉を過ぎたあたりに、道が終わっているような大きな段差があって、そこから見渡せるところにピンクのリボンも見当たらなかったので、道を間違えたかと思いました。この時間だと道を戻ってもバスもありませんし、山小屋も近くにはないので焦りました。結局は、進んで大丈夫でした。(写真は、帰りにとった写真です。前日は、もっと暗くてほんと不安でした。)

縄文杉
午後5時18分、縄文杉に到着です。当初の予定より1時間、ビハインドして到着です。結構、雨も降っています。この時間なので他に人はいません。自由に写真を取ることが出来ます。ただ、雨に濡れるし、乾いたタオルを取りたいけど、リュック開けたいけど雨が入りそうで気が引けます。

写真を撮り終わってから歩いていると、ちょっと行ったところに、東屋がありました。雨がひどかったので写真取る準備のためには、縄文杉の手前にほしかった。

午後5時40分、高塚小屋に着きました。濡れ鼠じょうたいなのと、風も強く吹いたりするので、テントを張らずに小屋泊にすることにしました。
小屋の外はとても静かなので、小屋の中には誰もいないかと思ったら、高塚小屋の3階、各フロア、ガイド客で専有されてました。1階の床の隅を使わせてもらいました。

水場を確認しようと思って携帯をつけましたが、入りません。高塚小屋では入るような情報でしたが、Ymobileは入りませんでした。印刷しておいた地図にも水場が見つかりませんでした。ガイドの人に水場を聞いて汲みに行きました。そして夕食です。ピントがあってませんね。このときのために常温保存出来る、鎌倉ハムの鎌倉煮を持ってきていました。

翌朝
朝になりました。定番のコーヒーとカレーメシで朝食です。

帰りに、縄文杉にお別れの挨拶です。昨日、登らなかった、北側デッキにも登りました。できれば、朝日があたった縄文杉を見たかった。午前7時3分、出発です。


午前8時23分、ウィルソン杉まで戻って来ました。ここで、初めて登ってきた人に会いました。

大株歩道まで戻ってきました。途中結構な登山客とすれ違いました。上り優先なので、結構待たされます。午前8時58分です。河川の水量がすごいです。この日は、白谷雲水峡の方は、通行止めがあったようです。

トロッコ道
今日は、トロッコ道をすべて歩きます制覇です。すれちがうガイドツアー客に道をゆずりながら、どんどん歩いて行きます。昨日、山から出てきたガイドツアー客がいたけど、ショートカット出来るなら、それもいいかと思いました。午前10時37分に、開けたところに出たと思ったら、小杉谷・石塚集落、小杉谷小中学校の跡地でした。

トロッコ道のハートマークを探しながら歩いていると、サワガニがいました。結構探したのですが、ハートマークは見つけることは出来ませんでした。

午前11時25分、荒々しくてかっこいいトンネルに着きました。もしかしてもうすぐゴール?って期待が高まります。

荒川登山口
午前11時29分、荒川登山口に着きました。ここで、Ymobileは入りました。途中、楠川トロッコ分岐点でも確認しましたがそこでは入りませんでした。


待合室には、更衣スペースもありました。ツアー客で混んでると使えないと思いますが、今は空いてます。

一服。着替えてタクシーを呼んだら、1時間かかるとのこと。混んでるのかなぁと思ったら、素直に遠いだけのようです。着替える前に呼んでおけばよかったと思いました。待つ間、昨日呑みきれなかった三岳を、縄文杉下の水で割って呑みます。待っている間、数人、降りてきてましたが、登山に慣れているのか、知り合い同士でもないのに、その場で組んで相乗りでタクシーを呼んでました。

タクシーで屋久島環境協会までお願いしました。6000円くらいでした。途中タクシーの運転手と話をしたのですが、トロッコ道で通った小杉谷小学校の出身だそうでした。「僕より上はみんな、小杉谷小学校出身」だと行ってました。また、トロッコ道を整備する作業にも参加したとのことでした。なんか、貴重な人に最後出会えた感じです。跡地を通ったときは、遠い昔の話と思いましたが、結構最近まであったのですね。
屋久島観光
観光協会で、白谷雲水峡では、協賛金を払えなかった協賛金を払いました。おまけの屋久杉のポプリをもらいました。それと、要らなくなったというか、飛行機に持ち込めないCB缶を引き取ってもらいました(事前情報どおりです)。


安房の方で昼飯をとろうと思って、目当てにしていたところに行ったら、予約制で、どうも団体客を期待している感じでした。他のところに行くと戻ることになるので、ちょっとバスの時間に間に合いません。仕方がないので空港まで来ました。空港のレストランで、屋久島名物の、屋久うどんとトビウオの唐揚げがセットであったのでそれにしました。とろろがついていたのが、屋久島流?飛行機を見ながら昼食です。

まだ、時間があったので、リュックは空港のロッカーにいれて、宮之浦の「屋久島環境文化村センター」に来てみました。ただ、「屋久島環境文化村センター」も併設されている「THE NORTH FACE」も閉まってました。よく考えると、今日は月曜日です。最後の観光って思っていましたが、残念でした。

空港に戻ってきて、空港そばの温泉に入りました。思ったよりしっかりした面構えで、ちょっと、高級な感じの温泉です。海外の方も結構いました。温泉につかって、腰痛も収まるかなぁと思いましたが、だめでした。

鹿児島へ
空港に戻って、チェックインしました。出発は15分遅れでだとのこと。JALとANAコードシェア便なので、JALから通しでチェックインできないので、鹿児島での乗り換えのチェックインはしておいてくださいと空港のスタッフに言われたので、チェックインしました。
乗り換え時間が25分になったので、まぁなんとかなるレベルかと思っていたら、出発時間が遅れたため、当初の出発時刻すぎても、搭乗ゲートに通る乗客もいて、離陸時間はもっと遅れました。ちょっと不安になっていましたが、離陸後にANA便への乗り換えを急いでくださいアナウンスがあったので大丈夫かなぁと思っていました。乗り継ぎが遅れて、後から飛行機に乗り込むのは、みんなに見られてカッコ悪いなぁと想像していました。

降下前のアナウンスでは、ANAの乗継便について急ぐように言われなかっような気がしました。ちょっと不安になります。そして着陸した時に空港のスタッフの指示にしたがってくださいとアナウンスがありました。飛行機からタラップで降りて、到着ゲートまで走りました。その後、スタッフに連れられて空港を走るパターンかぁと思っていました。
遅延証明書
到着ゲートでは、スタッフは紙を渡してカウンターの人に見せてくださいとのこと、自分だけで走るの?と不思議に思いながら、搭乗カウンターに行けば搭乗ゲートを開けてくれるのかと思っていました。

乗り継ぎ便の搭乗ゲートにつくと出発時刻ちょうど。搭乗カウンターに人影はなく、もちろんゲートの向こうには、飛行機の影も形もありません。出発10分前にゲートを閉めて滑走路に向かったみたいです。このとき乗り継げなくなっていたことを初めて理解しました。ひとことも説明がなかったので、もう、パニックです。ANAのサイトで勧められた乗り継ぎを選んでいたのにそいうことってあるの?とまだ現実を受け止められませんでした。
もともと乗ろうとしていたソラシドエアーとANAのコードシェア便がANAの最終便と思っていたら、臨時便があったのか、最終搭乗案内をしているANAの便があったのでそこの搭乗カウンターで聞いてみたら、預けた荷物が見つかれば載せられるとのことで、しかし、ギリギリまで荷物を探してくれましたが見つかりませんでした。
ホテルへ
仕方がないので、搭乗ロビーをでて到着ロビーのANAのカウンターに相談しましました。明日の乗り換えに便は手配するが、ホテルの手配は自分で、ホテル代は自腹とのこと。初めてな場所ではないにしろ、夜の9時からなので時間勝負な感じです。空港の案内所で、近くのホテルを探して、なんとか最後の一室が押さえられました。空港の案内所のスタッフも宿泊案内所のように宿泊所のリストを持っているわけでもなく、空港案内書に宣伝されているホテルしか知らないようでした。もう一人、おなじ境遇の人がいたので、タクシーに相乗りしてホテルに向かいました。
最後の一室だった、バリアフリーの部屋。貴重な体験でした。

落ち着いたので、調べてみると鹿児島市内までのリムジンバスがまだあったようで、せっかくなら市内にとまって天文館あたりをぶらつきたかったと思いました。あらかじめ、乗り継げないことを伝えてさえくれれば、もっと段取り出来たのにと残念です。
徒歩キャン目線の情報
【近くのスーパー・コンビニ】
- もちろん、ありません。
【アルコールの入手先】
- もちろん、ありません。
【入浴】
- もちろん、ありません。
【ゴミ】
- もちろん、持ち帰りです。