去年ふもとっぱらから富士山を見ていて、今登っている人がいるんだろうなと
ふもとっぱらからだと位置的に、夜のヘッドライトの列は見えないのですが、想像していました。
そこで、足腰が丈夫なうちに登っておこうと思って、去年の秋から少しづつ準備をしていました。
前準備
その前に、先日の立山キャンプでバックパックのレインカバーに水がたまったので水抜き用の穴をあけることにしました。Googleで調べてみると水抜き用の穴が開いたレインカバーも売っていましたが、前にタープを直したはと目があったので、追加費用なしで自分で加工しました。



ほつれ防止剤もあったので、穴をあけた後念のため塗っておきました。
出発
そして、出発です。JR東日本と、JR東海をまたぐことになるので、Suicaではなく、切符を買っておきました。

駅を降りると大きな草鞋の出迎えです。「前来た時に、こんなのあったっけ?」と思いましたが、富士登山の時期に、安全祈願のために作られるようです。

御殿場駅です。駅内の、ベルマートで行動食のおにぎりを買いました。

バス停のスタッフに勧められた、『富士登山バスのフリーきっぷ』です。明日は、冨士浅間神社で降りて、河口湖に向かうので、これは、そんなにお得感がなかったような記憶があるのですが、勧められたまま買いました。

バスが来ました。

水ヶ塚公園
水ヶ塚公園から須山口登山道を登る予定もしていましたが、登山慣れしているyoutuberでも五号目から上って七合目付近で、苦しそうだったのと、昨晩は結局3時間しか寝れなかったこともあって、安全をとって、富士宮口の5合目から上ることにしました。15時くらいから雨だそうですし。
水ヶ塚公園についてトイレに行ったら、ちょうどバスが来ていたので、乗ろうとしたら、富士登山バスのフリーきっぷをつかえないとこと、仕方がないのでシャトルバスのチケットを買いました。バスに乗ってから調べたのですが、9時まで待てば、路線バスが来るようなので、待てばよかったです。ただ、シャトルバスから降りて荷物を取りに行った人を待ったので、シャトルバスは9時過ぎに出発でしたが、路線バスはまだ来ていませんでした。

富士宮口五合目
富士宮口五合目に来たのです、何もないですね。バス停には、休憩所も兼ねた売店があるくらいで、昔、車で来た吉田口のお祭り感のある登山口と比べると寂しい限りです。富士宮口五合目レストハウスが、火事でなくなったのが残念です。

ここで30分くらいならしてから登ろうと思って休んでいましたが、出ようとおもった瞬間に雨が降ってきました。レインコート着てと靴への雨の侵入をふせぐために、ゲーターも付けました。15時から雨との今朝の予報でしたが、今朝の予報さえあてにならないとは…。午前10時38分出発しました。

雲海荘到着

宝永荘通過。富士宮焼きそばを食べてみたかったのですが、そんなにおなかすいてないので、通過しました。

宝永山へ
宝永山第一火口に来ました。火口が見えるはずなのですが、まっしろです。この時点で、午前11時11分です。

休憩するためにベンチもありましたが、この天候だと休む気も起きません。

火口の淵ををぐるっと回って、馬の背への登り口です。来る前に、予習していたとおり、前に歩いた人の足跡を再利用して登っていきました。

宝剣山山頂につきました、この時点で午前11時52分です。ペースとしては想定通りです。

昨日、念のため買っておいたおにぎりと今朝御殿場駅で買ったおにぎりを食べます。ここで、20分休憩です。

御殿場駅で買ったおにぎりは、今日の深夜2時まで賞味期限があります。出発前の夜食の時間まで十分持ちます。

しばらくすると、雲が流れて下界が見えるようになりました。

プリンスルートを登る
プリンスルートと御殿場下山道の分かれ道。ここを見逃していて、下山道を登っていました。上から降りてくる人がいてこちらは下山道ですと教えてくれました。その人も、下山道と知らずに上っていて気付いたようです。

分岐点をちょっと入ったところに看板がありました。


このあたりを歩いていると、今朝、同じバスにのって御殿場口で降りたはずの、外国の青年が降りてきました。すごいペースですね。日の出館です。休館中です。

わらじ館が見えてきました。午後1時20分です。

埋蔵金どら焼きです。ここで、のんびりします。ここでも20分ぐらい休憩しました。服の汗が乾いてほしかったのですが、この天候なので、全く乾きませんでした。

トイレに行ったあと、補給食を消費するのもソルティライチを飲みます。登り始めて初めてのトイレです。

砂走館を通過です。午後1時54分です。

トラバースを抜けて池田館まで
ここから、しっかりGPSをみて行動です。トラバースの入り口を通りすぎないようにです。そもそも、トラバース自体閉鎖されてないかという不安もあります。

トラバースの入り口に来ました。無くなってなくてよかったです。この時点で、午後2時14分です。もう、山荘についたも同然です。

トラバースは、整備されて歩きやすかったです。霧の中ですが、池田館がすぐ見えるので、道に迷うことはないと思います。

例の、通行禁止の看板が出ているところへつながる道です。

トラバースをする人のブログには必ず出ている、通行禁止の看板です。

トラバースを通行する人に、山荘の関係者らしいひとが、「落石があっても助けにいけないから、気を付けて」と言っていました。
確かに、落石があったことを知りようがないから仕方ないですね。普通の登山であれば、自分で責任を負った行動だし、このようなことをいうことも不要かと思いますが、ただの観光客も登ってくる富士山のことを考えると、このようなガードも致し方ないかと思います。
池田館
富士山八合目表口 池田館です。午後2時27分到着です。受付して、宿泊料を払います。Paypayが使えるので、使おうと思っていたら、忘れて現金で払いました。インターネットでしらべると、池田屋の客対応が悪いと出ていたので、ビビっていましたが、特に問題なかったです。対応した人によるのかな?

受付をすませて、宿泊するところへ移ります。宿泊するところは、池田館のトイレの後ろ側にあります。トラバースが終わって横をすり抜けてきたところが宿泊所でした。ここの便利なのは、写真中央の扉を開けるとトイレにいけるというとこです。宿泊所内は、トイレの臭いはしませんでした。
ベットは、二人一部屋でカーテンが閉じれます。僕は、もう一人の人がまだ来てなかったので、カーテンを閉めて着替えました。ブログとかを見ていると、7人スペースの写真があるので、ほかのところにも宿泊棟があるのだろうと思っています。

山小屋から見下ろしてみると、降りていく人と、登ってくる人が譲り合って行き来しています。プリンスルートでは、あまり、すれ違う場面がなかったので、楽でした。

すでに到着している人から順に夕食をとります。午後4時くらいに夕食でした。

この後、景色見ても真っ白だし、山頂郵便局で出す。手紙を書いて、寝ました。
20時くらいに到着する人もいて、びっくりでした。
いざ、頂上へ
山小屋の人はは、1時くらいに起こしに来てくれると話てくれました。ただ、混んでるからもう少し早く出て方がいいかもとも話してくれました。
なので、0時半くらいに起きて、1時に出発にしました。登頂がはやいと、寒さと戦う必要がありますし、出るのが遅いと渋滞に巻き込まれますので、微妙なところでした。
夕方に雷もなっていたので、心配でしたが、晴れてました。山小屋をでて、見下ろしてくると、多くの人が登ってきています。池田館のトイレは、行列ができていましあt。

プリンスルートで回ったので、ほとんど富士宮ルートを登っておらず、石の階段にびっくりしました。帰りはやはり、富士宮ルートを使わない方が、膝のためによさそうえす。
九合目に着きました。 午前1時43分到着です。すごい人です。中で、食事をしている人もいます。満員状態です。

九合五尺に着きました。午前2時26分到着です。ここも人がいっぱいです。

ツアーガイドの人が説明しているのが聞こえて知ったのですが、ここでトイレに入らないと山頂のトイレは4時まで開くのを待つ必要があるとのことです。それか、吉田ルートの方まで行く必要があるとのことです。なので、トイレに入っておきました。

ご来光
鳥居に到着です。ところどころ渋滞していましたが、まったく動かないわけではありませんでした。グループで来ていて、振り返って話すために止まったりして、ところどころで一時停止状態がおきてたぐらいでした。

鳥居を抜けた際に、係りの人が大声を出さないで下さいと注意していました。頂上富士館で、寝ている人がいるためでした。星空を見上げましたが、少しくすんだ感じの中星空が見えました。
旭岳の方でご来光を見ようと思っていたので、そちらに向かいます。旭岳の上に登ろうかと思いましたが、どこから登っていいのか、あと下手すると下に石を転ばしそうなので、やめました。落ち着いたら、夜空を眺めようとおもったら、すでに空は明るくなってました。

時計を見ながら、日のではいつかと待ちます。

太陽が出てきました。周りで歓声が上がるのかと思っていたら、静かな感じのご来光でした。

結局、夜食はチョコを食べただけで、十分だったので、朝ご飯として消費期限のすぎたおにぎりを食べました。

ご来光から、おっと、きれいな景色にならないかと待って、いい感じの写真がとれたので、富士宮ルートの頂上へ戻ります。

山頂散策
神社に戻ってきて、お守りを買いました

頂上富士館は、混んでます。ビールでも飲みたかったのですが、アルコールは扱ってませんでした。

山頂から下をみてみると、下山する人の渋滞です。山頂では、下山調整の列ができてました。

神社にお参りした後、郵便局が開店前で、人も並んでいなかったので、はなれて手紙を書きました。さて、並ぼうと思ったら、行列ができてました。並んで書いておけばよかったと思いました。10分以上並んで、手紙を出しました。

郵便局から出てくると、山頂はツアー客も降りて行って空いていました。

剣ヶ峰へ
せっかくなので、剣ヶ峰にも登ります。宝永山より、登りずらいです。

剣ヶ峰の標識と写真を撮る人達の行列に並びました。並んで取りたいのではなく、標識だけ撮りたいのですが、列の横を登っていってとるのも非難されそうなので、待つことにしました。

30分くらい待って、やっと標識が撮れました。


火口を見ながら、山頂を回ります。本気での御鉢参りもしたかったのですが、北側を回るだけにしました。

富士山の北側の景色です。結構遠くまで見えますね。すごく、空に近い感じがします。

吉田ルートの頂上に来ました。

改めて、こちら側にある神社にもお参りしました。

扇屋という売店で、ビールを売っていたので買いました。キリンの方が好きなのですが、ご来光つながりで、アサヒなんでしょうかねぇ。

自販機をみてみると、噂通り500円でした。今回の登山では、買ったドリンクは、ビールだけでした。

そして、下山
そして、靴ひもを強く結んで、ゲーターをつけて下ります。 午前8時2分出発です。

, 午前8時18分

午前8時28分に下江戸屋分岐を通過です。よく間違えて、須走口に降りていく人が多いのか、標識の前で係りの人が、須走口に行く人に確認していました。

須走ルートに入ると、ほとんど人がいませんでした。

午前8時37分に見晴らし館に到着です。今まで見た中で一番しっかりしてそうな山荘です。

大陽館につきました。午前8時55分到着です。ここを過ぎると、下山道には、当面トイレがありません。

須走です。楽しくて、思いっきり走ったというか、跳んで下りました。ただ、途中でこれだと足が持たなくなって、足が絡んで転ぶの確実とおもったので、そのあとは普通に歩きました。

「五合目ついたぁ」と思ったら、砂払五合目という別物でした。午前9時46分に到着ですが、ペースが落ち出ます。

吉野家という山荘がありました。なにか食べたい気もしますが、すぐバス停につきそうなので、そのまま進みました。この時点で、ほとんど脚がなくなってました。体を支えるのは、ストックだよりになってました。

降りてくると神社がありました。古御獄神社というそうで、昔から富士登山を見守っている感じでがいいです。午前10時20分

登山口
須走ルートの登山口に着きました。ここまで、トイレに行かずに来れました。須山ルートの五合目のトイレは有料でした。池田屋のトイレは宿泊者無料だったので、有料トイレをつかったのは、ここと、わらじ屋だけになります。午前10時25分到着です。

バスの出発までに大分時間があるのです、須走ルートの登山口の菊屋で、きのこそばを食べました。

バスが来たのでバスに乗って、浅間神社で降りようと思っていたら、宮上のバス停で浅間神社が見えたので慌てておりましたが、”宮上”は、浅間神社の宮上という意味だったようで、ちょっと先に須走浅間神社のバス停がありました。それにしても宮上と須走浅間神社のバス停の間だけ近すぎる気がします。

この後、河口湖行のバスに乗って『山中湖温泉 紅富士の湯』にいきました。
須走ルートの観光案内の方と話をして、この温泉を勧められたのですが、去年いったので、別ところに行こうと思いますといったのですが、そんなに元気もないので、『紅富士の湯』に入ってから帰りました。
帰ってから、今回購入したハイドレーションを見てみたら、1Lくらい残っていまいした。家から2L入れていったのですが、晴れ間が少なかったので、そんなに消費しなかったようです。
