雲取山-東京一高いところ-


去年、木曽駒ヶ岳でテント泊をした際に、夜空がきれいで、またテント泊したいと思って近場でテント泊出来そうなところで見つけたのが、雲取山です。

鴨沢ルート

登山ルートとしては、三峯神社の方から登るのと奥多摩の鴨沢から登るのが、メジャーなルートのようです。

今回は、公共機関で早い時間から登り始めらる鴨沢から登ることにしました。行く前に下調べをしていたら、鴨沢ルートだと富士山の吉田口から山頂に登る高低差と同じそうです。

行く数日前に、0度近く気温が下がったので大きい寝袋を持っていくのもなぁと思って、寝袋を調達しました。買ったのは、エクストリームダウンシュラフ400です。今使っている、3シーズンのNatureHikeのシュラフより一回り大きいですが、リュックに入るサイズです。

エクストリームダウンシュラフ400
エクストリームダウンシュラフ400

紅葉が山頂の方で色づき始めたという情報があったので、バスに座れるか心配だったので、奥多摩駅で降りて、バス停まで一目散に歩きました。なんとか座れそうな順番で並べました。列は、どんどん伸びていきます。出発時間前に、順番に乗り込んでいくのですが、満席になった時点で乗車を止めました。その後の人は、臨時便を出すのでそちらに乗るようです。

奥多摩駅バス乗り場
奥多摩駅バス乗り場

鴨沢のバス停まで途中で降りる人もいましたが、3人でした。鴨沢のバス停で降りて、1番にトイレに入りましたが、出てきても行列が出来ているわけではありませんでした。臨時便も到着したのですが、かもさわ登山口はごったがえするような感じにはなりませんでした。鴨沢のバス停近くの自動販売機でお茶を買って、靴紐をしっかり閉めて登山開始です。

かもさわ登山口
かもさわ登山口

丹波山村 村営駐車場 に着きました。満車のようですね。「こんなに、登ってるんだぁ、山は混んでるだろうなぁ」と思ってしまいます。

丹波山村 村営駐車場 (雲取山登山口)
丹波山村 村営駐車場 (雲取山登山口)

登山道

登山道への分岐です。見落とすことはない、しっかりした分岐です。

登山道入口
登山道入口

霞がかかっていて山道は涼しいです、汗はかきますが。

登山道
登山道

七ツ石小屋

だらだら続く上り坂をあるいて、七ツ石小屋に着きました。単調なので長く感じます。七ツ石小屋はトイレも無料の水もあります。ドリンクもスナックもあります。鴨沢のバス停から、2時間ちょっと歩いたのでちょうどいい休憩ポイントです。

七ツ石小屋
七ツ石小屋

コーヒーを入れる準備をしている間に短い時間ですが富士山が見えてきました。

七ツ石小屋からの富士山
七ツ石小屋からの富士山

コーヒーを入れます。朝早かったので、ブランチで、サンドイッチです。形が崩れないように外の袋にいれていたのですが、形は歪みましたね。

コーヒー
コーヒー

今回は、軽量のために熱源は固形燃料にしました。かなり昔に買った固形燃料を消費する目的もあります。ロゴスの固形燃料、エスビットも同じでしょうけど、容器に穴が空いていても揮発することはないで、保存にはいいですね。

八年前の固形燃料
八年前の固形燃料

巻き道との分岐点に来ました。木の橋を渡ってみたいのですが、山頂の方に向かいます。

七ツ石山巻き道分岐
七ツ石山巻き道分岐

七ツ石小屋からそれなりの坂ですが、一気に登ると稜線にでました。

稜線
稜線

七ツ石山到着です。名前の由来になった七ツ石がどこだかわからないまま過ぎてしまいました。

七ツ石山石碑
七ツ石山石碑

稜線

ずっと、稜線を歩いて行きます。吹き抜ける風が心地良いです。有名なダンシングツリーです。

ダンシングツリー
ダンシングツリー

ヘリポートです。救助のお世話に成りたくないですが、乗ってみたくはあります。

ヘリポート
ヘリポート

噂に聞く、再建中の奥多摩小屋です。最近の建材でつくって建物自体は出来ているようにみえます。完成したら泊まりに来たいですね。

建設中奥多摩小屋
建設中奥多摩小屋

ところどころ、葉が紅葉しています。緑に映える茜も良いものです、

紅葉
紅葉

雲取山

ヘリポートから雲取山まで、勝手に近いとおもっていて、なかなかつかないぁと思いながら歩きます。

小雲取山登り
小雲取山登り

何とか、山梨側の雲取山の山頂標識のところまで来ました。

山梨県側雲取山
山梨県側雲取山

雲取山避難小屋です。小屋の中は見ませんでしたが、しっかりした作りですね。

雲取山山頂です。同時刻に頂上にいた登山者は、10名もいませんでした。混んでいるとおもったのですが。

雲取山山頂
雲取山山頂

多くの人が雲取山まで来てそのまま鴨沢へ引き返すようです。そのまま雲取山荘に向かう人は、私一人で、休憩して大分あとに降りてきた人が一名でした。山頂にも登ったし、山荘もうすぐなので、ペースを上げる気力がでません。

雲取山山頂から雲取山荘への下り
雲取山山頂から雲取山荘への下り

雲取山荘

雲取山荘に着きました。立派な建物です。入口の張り紙で、キャンプ受付は14時からというのを確認して、事前情報とおなじなので、テント場に向かいました。

雲取山荘
雲取山荘

テント場に来ましたが、テントが一つも張ってありません。テントは受付前に張って良いことになっていると下調べしていました。先客が多くいて、最悪、テントを張るところがなければどうしよう?と思っていたので、「場所が違う?」、「テント場は、今年は終了?」と頭のよぎりましたが、下調べをした情報から場所は合っているし、テント場が閉まる話ものなかったので、場所取りのため荷物多いて雲取山荘へ戻ります。

雲取山荘テント場
雲取山荘テント場

テント場の受付は、14時からですが売店は既にやっているので、ビールを買ったついでにテントは張っていいことを確認しました。私より先に雲取山荘に着いていた人が一人いたのですが、先にテントを張っていいことを知らなかったようで、受付をまっていたようです。もう一人、雲取山から降りてきたテント泊の人もいました。

山荘についての一杯
山荘についての一杯

テント場

ビールを呑んでテントを張りにもどりました。プライベート感のある区画にテントは張れました。ツェルトを使っているひともいて軽そうでいいなぁと思いました。ちょうど、3つテントが張ってありますが、3人とも雲取山を超えてきた人で、三峯神社方面の人はいませんでした。小屋泊の人はこの時間にどちらから来た人も到着していました。

設営完了
設営完了

水を汲みに行くついでに、雲取山荘の施設を確認です。水場は、山でこんなに水を流していていいかぁというぐらいに潤沢に水が流れています。小屋泊の人用の自炊場もあります。

トイレはちょっと下がったところにあります。靴を脱いで入るので、とってもきれいです。こんなにきれいなら、靴を脱ぐ手間も歓迎です。

昼ご飯

Youtuberの低山食堂さんがやっていたパックご飯を蒸して使う方法を試してみました。ついでに出てきた水蒸気の予熱で、鎌倉ハムの常温保存のバンバーグを温めてみました。

ご飯には熱は回りましたが、量が多かったせいがパサッとしてところが多かったです。ハンバーグは、あまり熱が回ってませんでした。

昼ご飯
昼ご飯

昼ご飯を食べて、1時間ぐらい寝て、テントでだらだら過ごして、暗くなる前にお酒を調達のためにテントをでました。17時位に到着した学生らしきグループがいてびっくり、もうちょっと遅いと暗くなるのにギリって感じの到着です。

夕方のテント場
夕方のテント場

晩ごはん

山荘の売店でビールと日本酒を買ってテントに戻りました。ボトルワインも売っていてお酒には困らないと思います。

鎌倉ハムの鎌倉煮は、湯煎にしてみました。でも、300mlのシャラカップだと湯煎が難しいですね。

湯煎
湯煎

夜になってか、固形燃料だと火力の弱さが目立って沸騰とか時間がかかりました。

角煮プレート
角煮プレート

食べ終わって、お腹がこなれたところで、晩酌です。柿の種は、七ツ石小屋で買ってきました。雲取山荘もおつまみを売っていましたが、袋が小さいやつです。

晩酌
晩酌

翌朝

朝5時に起きました。木があって全面夜空ってわけではないですが、星がきれいでした。電波が入らないので、正確な日の出の時刻がわからないのですが、6時位だと思うので、トイレ行ったりテント内を片付けて5時半に雲取山山頂を目指しました。

星空
星空

ちょうど6時位から、雲の上に太陽が出てきました。

日の出
日の出

もうちょっと朝焼けの富士山を期待していたのですが、淡い感じの朝焼けです。

朝の富士山
朝の富士山

下山

急いで、山頂から降りてきて、お湯を沸かしながらテントを撤収です。定番のカレーメシとコーヒーです。朝も固形燃料だと湯沸かしに時間がかかります。(何故か写真が取れてません。)`テントは、昨晩の弱雨と結露でびしょ濡れです。日が出てきましたが、乾きそうにないです。7時半に下山を開始しました。テント場には、私以外に2名ほどが撤収していました。みんな朝早く出発していました。

テント場
テント場

白岩小屋の展望場所からの眺めが良いです。まだ、雲の上です。

雲海
雲海

帰りに、三峯神社の奥宮にもよりました。前に来たときは、バスまで時間があるので寄った記憶でだったので、思ったより時間がかかる感じでした。

奥宮
奥宮

三峯神社の三ツ鳥居まで来ました。三峯神社に参拝しましたが、行列が出来ていて、15分程並びました。この天候で、この行列はびっくりです。いつもは朝来るので、そんなに並んだ覚えはないのですが。

三峯神社 三ツ鳥居
三峯神社 三ツ鳥居

三峯神社のバス停には出発時刻の20分前に着きましたが、座れなさそうな感じです。臨時便がでるのかなぁと思ったらでませんでした。バスの前のドア、後ろのドアまでギリギリまで乗車させてました。

バス乗り場
バス乗り場

大滝温泉&三峰口前

バスは、大滝温泉で降りました。登山のあとはやっぱり温泉ですね。でも、降りる人は私一人でした。前から降りて見たかったのですが、途中からバスに乗ろうとしても満員で乗れないかもって懸念もあって降りずじまいでした。今回は、別の路線のバスもあったはずと思い出して降りることにしました。

温泉は、全体的に古くなっていますが、川が見を見下ろすことができて、2フロアに別れて温泉があります。サウナがあって、水風呂がないのが残念なのですが、全然混んでなくてのんびり出来ていいです。

バスを調べてみたらやっぱり、別路線、川又からくる路線がありました。終点は、秩父駅ではなく三峰口駅なのですが、電車に乗ればいいので問題ありません。三峯神社を通らない線なので、絶対座れると思っていましたが、乗客は私一人でした。

三峰口駅行きバス
三峰口駅行きバス

三峰口駅について、電車まで時間があるので、前から気になっていたそば屋さんに入りました(開店前につくか、乗り換え時間がすくないかで入れてませんでした)。昔からある感じの店内がいいです。そば屋ですが、うどんを頼みました。

横浜に帰るには、三峰口から熊谷まで行って湘南新宿ラインが特急料金なしでは一番早いのですが、飯能に寄ろうかなぁとか考えて秩父で降りました。特急がまだ空いていたので、そのまま池袋までいって帰ることにしました。

特急ラビュー
特急ラビュー

徒歩キャン目線の情報

【近くのスーパー・コンビニ】

  • 何もありません。

【アルコールの入手先】

  • 雲取山荘売店で、ビール、ハイボール、ボトルワイン、カップ酒、ビン酒があります。(売店で買った空き缶、空き瓶は引き取ってくれます。空き缶は潰さないこと。おつまみ用の小袋に入ったおつまみはあります)

【入浴】

  •  何もありません。


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